ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子育ては、ママ育てとパパ育て

子どもを我が家に迎えると、子育ての始まり

そう考えるのが普通だけれど、お腹に宿した[十月十日(とつきとおか)]の妊娠期間がある。私はこれから産んで育てる覚悟を迫られる気がした。

夫は、どうだろう?
どこで覚悟するのだろうか?
そんな疑問がふとよぎる。

私の夫は、もともと優しい人だが、子ども嫌いであった。
少し不安もあった。
妊娠期間に外で子どもを見ても可愛いと思えないと言っていた。

私はあなたの子どもだから命を懸けて産むのよ!!

そんな言葉を些細な喧嘩で投げつけた。

子ども嫌いの夫が我が子を大事にしてくれなかったら?そんな不安からの言葉だった。


私は知っていた。たくさんの親子関係を。

子育てをママに押し付けるパパ。
子育てにのめり込むママと放置されゆくパパ。

ママだけが頑張らなきゃいけないと思い込む環境。
子どもだけが生き甲斐になっていくママの心境。

その中で、夫婦で仲がいいなんてあり得なかった。

私は夫を愛しているから結婚し、妊娠した。なのに、子どもを産んだら疎遠になるかもしれない夫婦の心が、私は不安だった。


そして産んだ後、夫は、、、、
俺の子は、可愛い!!よその子は、可愛いと思えないけど俺の子は、可愛い!!と、メロメロだった。

親戚一同みんな初孫にメロメロだった。

私の不安は、吹っ飛んだはずだったが、違う不安に襲われた。
まだその頃は[産後うつ]なんて言葉もなく、そんな考えも広まって無かった。(少ししてから聞くようになったと思う)

今思えば、命懸けで産んだのは私なのに、ほったらかしにされてる感じがしていたのだと思う。
保健所に行って相談もしたが、“頑張り過ぎ”で慰められて、違うそうじゃない!!と、自分の心が潰されるような気がした。

仕事に復帰したのが産後2ヶ月頃。
親子体操の指導員。

様々な親子関係を見てこれた場所。
子どもを産むまでは、自分が子どもだった頃の視点で親子関係を見ていたし、勉強をしてきた。

「子どものいないあなたに何がわかるの!?」とも言われた場所。

子ども達が健やかに育つ為に私なりに頑張って来た場所。

そこに復帰できた時にわかった。
私の産後の不安は、[孤独感]だったと。

そこから、ママに元気になってもらえば、子どももパパも元気でいられる→ママの元気の元はパパである!
と気づいた。

だいたいのママは、子どもを元気の元にしてしまうのだけど、そこをパパにすると夫婦円満&子育て順調になりやすいのでは?とも考えられた。



それぞれの家庭環境は、あるだろうけれど、続きはまた後日の日記にします。


長文をお読みいただいた方、ありがとうございました。