赤ちゃんは、お腹にいる間は天地を逆に生きていました。(たまに逆子の時がありますが)
そして、産まれたら仰向けに寝かされます。
生れたては、仰向けですよね。(確認)
赤ちゃんは、仰向けに寝かされている間に、重力との闘いをしているのですって。
重力との闘いに勝つと、手足をバタバタさせます。
そして、目の前の空間を感じて《空間認知能力》がつくのです。
しかし、うつ伏せに寝かすと泣き止むからとか、よく寝るとかでうつ伏せにしてしまうと(短時間ならいいのですが)、重力は反対に身体にかかり、目の前には空間がなく、さらにはまだ呼吸がしっかりとできていなければ、口周りの酸素だけを吸ってしまい、その他の空気を動かすほどの威力がなければ、酸欠になってしまうのです。(原因不明で呼吸が止まっているのは、これではないかと私は思っています←私の私見です)
赤ちゃんは、自分でバタバタして、いつの間にか寝返りをし、首をもたげ、足を突っ張り、さらにジタバタして、ハイハイをし始めます。
親は、首が据わり足にチカラを感じると、脇を支えてジャンプさせたり歩かせたりしたくなりますが、それが子どもの自力での《成長するチカラ》を補助しすぎてしまうことになるというのです。
さて、そんなことも露知らずその後もハイハイよりも支えて歩かせるとか、歩行補助具で遊ばせたりとか、日本語も理解していないのに日本語以外の言語を聞かせ続けたり……。
それも、親がつきっきりで子どもから目も手も心も放さないなら良いのですが。
だいたいそんな時は、何らかの器具や機材に任せっぱなしで親が子どもと向き合っていないのです。
すると、子どもの心の成長は《自分の中に閉ざされてしまう傾向》となりがちなのです。(そうならない子もいますが、そうなる子もいるのです)
子どもと向き合っていないと、今気づいたなら、今から向き合いましょう。
今、向き合わないなら、もっと大きくなってから《育て直し》になります。
たまに、こういう話をしていると、パートナーが《育て直し》を必要だと感じる人もいます。
そうしたら、そこから《育て直し》しましょうよ。
じゃないと、明日・明後日・明々後日……もっともっと辛くなります。
気づいた時から《育て直し》です。
もちろん自分が《育て直し》を必要だと思うなら、自力でできるなら《育ち直し》を。
もしくは、誰かにチカラを借りて《育ち直し》をしましょう。
いくつになっても、やろうとさえ思えばできますよ。
私もしています。