ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

過去 現在 未来

何か問題が起きたとき、どうしますか?


原因を探ってそこを直して解決?

今何をするのが最善か考える?

どうすれば、良くなるか考える?


問題にもよりますが……。

例えば、家を建てて傾いた時に、

土台(過去が原因)なのか、台風や地震(現在の現象)などでなのか、これから傾く事を予想してなのかで、問題解決の仕方が変わりますよね。


子どもの何が問題なのか?
子ども自身か、子どもの周りの人なのか……。

それは、子ども自身で解決しなくてはいけないことではないのか?
親の介入は必要?

まずはそこからですが……。
子ども自身が解決するのが一番望ましいのではないですか?


そして、問題をどう解決するかを考えるのですが、これからどうしたいかをまず考えると解決が早いと私は思います。


先程の家に例えると、現在傾いているなら、土台がーとか震災がーとか言ってるのではなく、建て替えなのか、リフォームなのか考えてどうしたいかでしょうし、これから傾く恐れがある時でもどうしたいかで、傾くまで放置で良いのか、先に補強しておきたいのかですよね。


まずこれからどうしたいか。


過去に囚われるのでもなく、未来に怯えるのでもなく、今とこれからどうしたいかを考えていると、それが未来に繋がるのです。


たまに「トラウマになっていて…」とそこからどうにもできない時どうすれば良いでしょうと相談を受けますが、「これからどうしたいか」を聞いてみると、「トラウマを治したい・脱したい」とそこにしがみついているのです。

トラウマどうこうは、一旦置いといて、治ったら・脱したら何をしたいかを聞くと、治ってないのに考えられないと。

まぁそれがトラウマなんですが。

そこに拘って、しがみついていたらトラウマは解決し難いのです。

その場合、素人が解決しようとすると悪化するので、病院などで解決に 向かってください。

ただ、トラウマに拘らずしがみつかず、こうしたいと未来に気持ちが向くときには、注意深く見守りながら一緒に未来のことを夢見ましょう。

ただ、この境い目の時には、本当に注意深く見守ってください。ふと、よからぬ考えでとんでもないことになる瞬間がある時なのです。
取り返しができないことに。

ちょっと元気になったからと安心せず、本当に元気になってから安心してください。


ちょっと元気になったのは、親を心配させないためのカラゲンキかもしれません。騙されてはいけません。


こういう時も、今を大切に見守ってくださいね。