ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

話を聴く

相手の話を聴くと、自分の話もきいてもらえます。

聞いてなのか、聴いてなのか、訊いてなのかは、相手のタイプで違うのですが。


ただ耳に入ってくるように聞くのか、耳を傾けて聴くのか、尋問するように訊くだったら、あなたはどうきいて欲しいですか?


よく相手の話を理解したいから、話の途中で質問するって人もいますが、それは、相手の話したいように話させるのではなく、だんだん訊くになっていく危険性を含みます。




子どもが話してくれるのに、一生懸命話してくるけど、理解できない話題だったりします。

それを理解しようと、親がその話題にハマっていくと言うこともあります。

例えば、
ライダーやレンジャー系の話題。
少女戦士やアイドルの話題。
車や電車、キャラクター……。


子どもが話しているのに、親が夢中になって、子どもの上を行ってしまったり。




あるお母さんが思春期の息子の話を聴いている時、息子の夢中な話題についていけなくなっても、ウンウンと聴いていて、息子の話が終わった時、「内容は途中から、わからなくなったけど、キミがそれを大好きで楽しいんだってことはわかったよ」と伝えたところ、満足げな顔で「うん」と言ったそうです。
その後も「聴いてくれる?」と話してくれたのに、お母さんが途中でふとスマホに目をやったら、スッと話をやめて自室に戻ってしまい、その後話してくれなくなったそうです。



人は話を聴いてくれる人を求めるそうです。


子どもだけでなく、パートナーの話も聴くと、あなたの話も聴いてくれるようになるかもしれません。(子どもはなるのですが、パートナーはどうきいてもらっていたかで、聴いてもらえるかが決まります)



どうかあなたは、子どもの話は【聴く】親でいてください。


たくさん話を聴いてもらって育った子どもは、心が豊かに育つのですから。