ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

小学生に大事な科目

息子が小学生時代に唯一通った塾のようなものがありました。

 

それは、1冊の児童書を1ヶ月かけて読みながら、いろいろな方向から日本語を理解していくのである。

 

てにをはを詳しく読み解いたり、アレソレコレドレ等が何を指すのかを読み解いたり……。

 

 

何故そういう塾を選んだかと言えば、日本語を正しく読み解くことで、その他の科目も理解していけるからだと思ったからだ。

 

何故なら、算数も理科もすべてのテストは問題が日本語で書かれているからである。

 

更に、本を読むことに楽しみを持てるように授業が進むのが、魅力であった。

 

2年生から5年生くらいまで通って、塾が移転(?)してしまったので、辞めてしまった。

 

しかし、そこで習ったことにより、息子は理解力が抜群に上がったと思われる。

 

今、理系がもてはやされるけれど、じつは理系も日本語をまともに理解していないと、つまずく事がある。

 

 

そして、小学生のテストの難しさなんて動画があるほど、どう読み取れば良いのかわからない(どうとでも読み取れる文だったり)本当に難しいのだ。

 

中学高校に上がるに連れて、テストは読み取る難しさよりも、知識が必要になるが、小学生は本当に難しい。

 

息子は、漢字が苦手でヘンとツクリが逆になったり、1本多いとか少ないとか…。

なので、書けなくとも読めれば良いと、読む方にチカラをいれるように向けると、ずいぶん楽になったようです。

 

読めれば辞書で漢字を調べられるし、なんならスマホで打てば変換できるので。

 

中学高校大学では、数学がやや得意になっていました。

中学での日本語学科と英語学科の教員と話が合わずに、どっちも捨てる!と言った時には、「じゃあフランス語とか話すの?」と思わず聞いてしまいましたが(笑)

 

もう大人になっていますが、就職もしていますし、1人暮らしできているので、日本語力は大丈夫です。

 

赤ちゃんから言葉を獲得し、未就学児~園で言葉を使いこなし、小学生で日本語を習う。

 

時代はバイリンガルだと、英語も習わせる親御さんも多いと思いますが、日本語を大切にしてほしいと思います。