ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

元校長先生と元PTA委員との話

たまたま、かなり昔の(30年よりも前?)の校長先生だった方と、元PTA委員だった方と話す機会があった。

 

校長先生は、少しだけ認知症がありよく覚えていないわと言いながらも、自身の勤めていた学校の話になると、「私が校長をやらせてもらっていた頃は、皆穏やかでね、子どもも穏やかで、先生も穏やかで、親御さん達も穏やかでね、地域性も良かったのかしらね~?子どもから学ぶことも多かったわ~」と、とても穏やかに話されて、少しお疲れになられたので、退席されました。

 

その話を聞いていた元PTA委員さん(その方も30年前くらい前の話) が元校長先生が退席された後に、「穏やかなのは本当に昔よね。うちの子が小学生の頃は…」と話し始めた。

 

ある親が、給食で《いぬぐい》になる子ども達を注意してくださいと言った。

その元委員さんは、給食は1日の中で一回だけど、親は朝と晩の二回注意できるわよね?なんでしないの?学校の先生は、そんなこと注意するよりたくさんやることがあるのよ!と言ったそうです。

 

それから……。

ある時、自習中のクラスの子ども達が騒いでいたので、隣の先生が静かにしなさいと注意を何度もして、「次騒いだらはたくよ!」って言ったのに、大騒ぎしてまた怒られた。そしたら、子どもが親に言いつけて問題に。

その委員さんの子どもが、上記の内容を証言して、先生は悪くない!と言ってくれたので、委員さんがあんた達の子どもが悪いのになんで先生が悪くなってるの?!と糾弾したそうです。

 

 

その頃から、《お行儀》の悪い子の親はすぐに先生のせいにすると。

 

最近の子ども達も《お行儀》が悪い子がいる。

 

 

 

 

やっぱり、親がお行儀よい人だと、お行儀よくなるよねっと思った今日この頃。