ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

気づかないのは親だけ?

昔、息子が小学生の頃、PTA役員をしていたので、学年違いのママからの話も耳に入ってきていた。

 

 

あるママからの話

とても厳しい親のもとで育てられているのに、○○さんは盗癖があり我が子が被害にあった。

どうすれば良い?

 

またあるママの話

○○さんは勉強もできるし、しつけもしっかりしていて、親がかなり厳しくしているけど、チック症が激しく出ていて、見ていて可哀想。

 

 

またあるママの話

○○さんはとんでもなくハチャメチャで先生のいうことも親の言うことも聞かなくて、周りがとても迷惑しているけど、気づいたら、円形脱毛症を起こしているくらい実は全てにストレスを感じているのでは無いか…

 

 

 

 

どれも、親から聞いたのではなく、寧ろ親からは「うちでは厳しくしつけていますから!」と言う悲痛な叫びだった。

 

 

これは、厳しくしつけていますから!に隠れた親子の叫びに、周りが気づいたのではないか?

 

 

 

本当は、親が子どもの叫びに気づいて欲しいが、こういう親に限って自分の叫びで子どもの苦しみを理解できないのだ。

 

 

子どもの心を包み込める親になろうよ。

 

 

そして、我が子の周りにそんな子がいたら、そっとその子の行動の良いところだけを見て反応しよう。

悪いところは、できれば「それはスルーしとくよ」とスルーしよう。

良いところを探しだして、「それ良いよ!やるね~!」とニッコリしておこう。

 

 

身体になんかしら出るほどなら、親がとにかく抱っこするだけで心の栄養やエネルギーを補って貰いたいのだが、親以外ではできないのだから。

 

 

まずは我が子の点検を。