昔、ある幼児のお母さんの口癖が「ごめんね~」でした。
ごめんね~お母さんが○○しちゃったからね~
ごめんね~お母さんが○○しなかったからね~
いつもごめんね~と言ってました。
その子を見ていると、最初は失敗して、アッ!しまった!でしたが、ごめんね~を聞いているうちに自分のせいではなくお母さんのせいだと、自分の失敗をお母さんのせいと捉え始めたようでした。
そこから、想像できる未来は、思春期の頃に「お母さんのせいだからね!」と理不尽に親のせいにした反抗期です。
なので、そのお母さんにそのまま伝えてみました。
幼児の頃から「お母さんのせい」と刷り込まれると、自分は悪くない誰かのせい!と、言い出すかもしれません。
もちろん、お母さんのせいで困ったことがあれば、お母さんのせいですが、そうじゃない時までお母さんのせいにしなくても良いのです。
自分の行動に責任を持てるように育つように、親も見本となって自分の行動に責任を持ちましょう。
そのときに、私(親)はこうするからあなた(子)もこうしなさいではなく、私はこうします。あなたはどうしますか?と、子どもに選択させましょう。
それが自分で決めるからです。
こうしなさいと、言われたことにしたがってばかりだと、こうしなさいと、言われたから!と、人のせいにするからです。
自分の行動に責任を持ちましょう。