親は子どもに成長して欲しいと願っています。
赤ちゃんの頃は日に日に成長していますが、だんだん失敗が多くなることにより、子どもより親が敏感になり、失敗しないようにと予防線を張ってしまう場合があります。
そうすると、成長するのでしょうか?
子どもは予防線の中で失敗を恐れてしまう場合もあります。
予防線を越えて、失敗を恐れない子もいます。
どちらが成長するでしょうか?
また、失敗を恐れずにどんどんやりなさい!と、親が突き放した場合どうでしょう?
成長するでしょうか?
10で神童15で才子二十歳過ぎればただの人
子どもに色々教え込んで、できるようになっても、その子の特性にあっていなければ、緩やかに追い付かれてただの人になって行くのです。
将棋の特性がある子に、フィギュアスケートをやらせても、頭角を表せないように、フィギュアスケートの特性がある子に将棋を教え込んでも、ただの人になってしまうでしょう。
我が子の特性に合わせて、成長を願いながら、それだけではなく、毎日を楽しく過ごせるように、何かひとつ小さな、新しいこと・違うモノを体験することも大切です。
大きな新しいこと・違うモノではなく、今日はこっちの道から帰ろうとか、この店入ったこと無いから入ろうとか、このフルーツ食べたこと無いから食べてみようとか、できる範囲の新しいこと・違うモノを体験してみることも成長に繋がります。
ルーティンが決まってしまう場合も、ひとつ組み入れてそれに慣れたら、また、別のルーティンを組み入れてみるように。
右足から靴を履くのを左足にするとか。
ジンクスにしているのは崩さなくても良いですが、なんとなくのルーティンは、崩すのが怖くなってしまってなら、強迫観念になる前に新しいこと・違うモノを体験しましょう。
それだけで、成長するのが子どもです。
そして、成長してしまった大人も、新しいこと・違うモノの体験することにより、認知症発症を食い止めるようですので、親もやってみましょう。