ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもの話を聴く事の大切さ

何回か「子どもの話を聴く」事について、書いてきました。

 

先日、ある人(大人)と話していて思ったことがあるのです。

子どもの話を聴く事ができる大人は、大人の話も聴く事ができるのだなと。

 

 

そのある人に、子どもの良いところを伝えようとしたのですが「そんなことより、○○はダメ!」とダメ出しをされたのです。

あまりにビックリして「○○は次からさせません!それより、あの子がこんなに良いことをしました!」と伝えたのですが「○○はダメなの!いいこととしたら、またやるでしょ!ダメなの!!」と。

ものすごい嫌悪感がMAXになり口を閉じました。

 

 

この人はいつも子どもにもそのようにしているので、子どもの心がいつもザラザラしている感じです。

 

 

どんな子どもでも、親の前では[常にイイコ]を演じます。

子どもが泣いて訴えても、その上から覆い被せるように「でも○○はダメでしょ!」などと、言いくるめようとする親(大人)は、子どもの話を聴いていないとイコールです。

 

 

ザラザラした心の子どもは、他の大人も信用してくれなくなるので、荒れていきます。

 

 

もし、これが学校の先生であれば、学校が荒れます。

 

 

もし、我が子が荒れてきたら、まず我が身を点検しましょう。

そのつぎは、誰がそんなことをしてるのか突き詰めるのではなく、とにかく我が子の話を聴きましょう。

 

ザラザラした心を受け止めましょう。

まず、そこが大切なのです。

 

 

私は、その人が子どもの悪いところばかりみているので、その悪い行動の中にも、こんないいことを考えていたんですよと言いたかったのです。

でも、その良いことを認めず悪いところを少しもしてはいけないと、言い張っていたのです。

 

その悪いところは、大人(親)が工夫すればなんとかできることもあるのです。

その工夫をしないで、例えばさわってはいけないではなく、工夫してさわれなくすれば良いだけです。

 

 

まずは、我が子の話を聴きましょう。

そして、親ができる工夫をしましょう。

しかし、子どもの言いなりになることではないです。

 

ルールは話し合いで決めましょう。

大人(親)の一方的な取り決めで、子どもが泣いて訴えて来るようなら、それはダメルールです。

 

そして、我が子だけでなく、回りにいる人の話を聴きましょうね。