親が大声で怒ったり叱ったりするだけで、子どもは不安になる。
もしかするとお母さん・お父さんは、自分が嫌いになるかもしれないと。
怒られたり叱られている内容より、その時の親の表情などから「嫌われる?!」という不安が襲ってくれるのです。
もし、そんな時に「あなたって何をやってもダメね」とか人格否定しようものなら、途端に頭が真っ白になるでしょう。
その後は、なんとか取り繕って嘘をつくか、ご機嫌をとるか、ふてくされるか……。
そしてその何年何十年後は?
良い出会い・良い学びがなければ、ひねくれた子ども・大人に育ってしまうのです。
そうならないために、人格は否定せず、行動を直してもらうために注意するのです。
あなたは好きだけど、○○(行動)を直して欲しいの!
毎日毎日同じことで怒りたくなる時も親にはありますが、上記のように言うと(怒鳴ったとしても)、まずは「あ、自分のことは好きでいてくれるんだ」と安心するので、怒られている内容が頭に流れ込みます。
怒られている内容が頭に流れ込めば、「何をどうして欲しいのか」が読み取れるのです。
大人であっても、人格否定されて注意されたら、何を注意されているかより、何でそんなひどいこと言うの?!と先に感情的になるでしょう。
大人である親が人格ではなく行動を注意できるように必ずなりましょう。