子どもの頃、大晦日と正月なんて、昨日と今日でなぜこんなに気持ちが違うのか?と、ありがとうと、今年もよろしくを一切言わずに、フニャフニャして乗りきったことがある。
その時は、なんだやっぱり気持ちの問題なんだと思って、その後、三年くらい続けたけど、なんだか自分にしまりがないように感じてきた。
大人になって、なんとなくやっぱりありがとうと、今年もよろしくと言った方が良いのかなと思う頃、友達が泊まりに来た。
その子は昔の私のように、正月らしいことはしたこと無いと言う。
私の家族が正月らしく迎えたら、なんだか気恥ずかしいような嬉しいような感じでした。
その後は、バイトをやめてしまったので、疎遠になってしまったけど、正月を迎える時に思い出します。
子どもの頃の馬鹿げた、昨日と今日の続きへの挑戦と、正月を迎える体験をしてこなかった友達。
本当に大人になり、子どもを育てる側になって、昨日と今日の続きではあるけれど、大切な節目を大事にすること。
目に見えない大切なこと。
一年ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。