人は「ありがとう」と言われると嬉しくなると思っていました。
そうすると、また「ありがとう」と言われるようにしようと思うので、良い行動が増えると言われているのです。
しかし、何故かイヤな言い方の「ありがとう」があることに気付きました。
それは、
とりあえず言っている。
心がこもっていない。
次もそうしなさいと押し付ける気持ちが駄々漏れている。
もういいから!と言いたいところを言い換えているだけ。
こんな「ありがとう」ってイヤじゃないですか?
ふとした時、このイヤな「ありがとう」を目撃したのです。
相手を見ずにめんどくさそうに、言っている「ありがとう」を、聞いた怪訝な相手の顔。(それを見ていた私)
なんだか私の中に疑問が生まれました。
そしてある人が言っていた事を理解しました。
母から言われる「あ~、ありがとありがと」というなんかイヤな感謝のされ方。
子どもがやるより大人がやった方が、早いし綺麗にできる時の切り上げる時に使われていた。
ありがとうと言われたら、できたとやめた。その後ササッと直されるあの気持ちはなんだろう?
それは上記に書いた、もういいから!を、変えた言葉だから。
こんな心のこもっていない「ありがとう」なんて言わないで欲しい。
素直に「もういいよ。後はお母さんに任せて!」と言われた方がどんなにスッキリするか。
そして、お母さん以上にできるようになりたい!と練習して、上達していくところを見て欲しい。
親にはそんな待ってる時間が無いんですけどね。
子どもにも待ってもらわないと、成長できる時間がなくなることを知って欲しい。
そして本当に心から「ありがとう」が言える大人でいて欲しいです。