ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

我慢

我慢することができるようにと、親は思う時がありますよね。

それぐらい我慢しなさい

なんて、言いたくなる時。


子どもが我慢するのは、子どもに任せたいと思うが、ついついね。


まずは、我慢をどう教えるかは、まぁそれぞれだけど、やっちゃいけないのは、子どもだけに我慢させるやつ。
我慢しなさいと言うだけで、何をどうすれば [我慢] できるのかわからないと、我慢できない子になるかも?


ほんの些細なコトでも、親が「我慢しとこ!」なんて言いながら、目の前のお菓子を我慢するとこを見せる(見てないと思って食べてるのは見てますよ!我慢しないコトを見せてます)
公園から帰るとき、「もっと遊びたいね~。私もだよ~。でも、我慢して、帰ってからごはん食べてお風呂入って、時間あったら○○やろうよ~。そのために今我慢して、早く帰ろう!」とか。(公園で遊びたいのは子どもだけど、遊ばせたい気持ちを [我慢] する気持ちで言うだけで、親も我慢してる感が出る)

そのように、子どもだけ我慢ではなく、親は子どもを思う気持ちがあり、それを我慢するように伝えるのです。
あくまでも、「あぁ面倒くさい!我慢してよ!」を全面に出さないように!!



昔々、男が我慢できる小さな痛みに、女はギャアギャア痛がり、女が我慢しなくてはいけない痛み(出産)に、男は気絶すると聞いたことがある。

確かになぁと思ったのは、事故などで出血した時に、血を見ただけでギャアギャア騒いだり、もうダメだと言うのは男で出血量が体重の3~4割で意識が遠退き、女は覚悟を決め体重の4~5割でも意識はあるらしいと聞いた時(人によりますが)。
女は毎月出血するし貧血になりやすいしね。

虫が無理とか、オバケが無理とか、全部全然大丈夫とか、、、。


我慢できる種類や、強さは人それぞれ。

一概に我慢を要求しなくても良いよね?



ただ、我慢強い母親がDVを受けていると、それを見て育った男の子は我慢したくない時は女を殴れば良いと育ち、女の子は全てを諦め我慢しなければいけないと思い込む傾向があるという。

親を見て育つ悪い見本。


今、子育てしている親で、ここを読んでいる方は、目の前の子どもがどのタイプか見極めよう。


全て我慢し溜め込んでいる
我慢ができず全て思い通りにする
1部我慢し、1部我慢しない
ずーっと我慢し突然爆発する
我慢するもしないも他人に流される
我慢を他の感情に換えて処理する


この他にもタイプはたくさんあるけど、明らかに自分(子ども)が損してしまうような状態だと親は不安よね。

我慢することも良いことだけど、溜め込むだけというコトは、心を壊す。
我慢し過ぎて心を壊すくらいなら、我慢しないもアリではないでしょうか?

我慢する時はしなくてはいけないのだが、心を壊すくらいならしなくて良い我慢と、心を壊さないようにしながらも、しなくてはいけない我慢を、見分ける知恵を授けて欲しいです。


誰かが我慢してないから、じゃあ自分もしなくて良いやという、他人を基準に自分の行動を決めるのは、良くないと私は思うのですが、どうでしょう?

我慢するかしないかは、それを我慢する\しないで、その後どうなるかで判断して欲しい。
その考えを授けて欲しいです。

もちろん、親もしなきゃいけない我慢は、我慢と溜め込まず、さらりと受け止め、しなくて良い我慢はまわりがどうなるか考えながら、受け流してね。


無理のない我慢と共に、笑顔溢れる家庭にしてください。