よく聞かれるコトに、「うちの子わがまま言って、泣き出したらどうにもならないんです。どうすれば良いのでしょう?」
親子を観察していると、確かに子どものわがままと思われるコトに親が理解を示さず、否定だけ(ダメ、できませんなど)して、子どもの行動も気持ちも否定だけなので、子どもはどうにもならずに泣き出して、泣き出してからも親は「そんなことで泣かないの!」と否定しています。
これ、子どもの泣き出してどうにもならないひとつの原因は、親だなぁ~と思う私です。
親は考えてください。
子どものわがままと、ひとくくりにせず、子どもの行動と気持ちを分けて、気持ちを受け入れて(やらせるわけではない)行動ができないことを一緒に悲しんだり悔しがったりすればどうでしょう?
親は気持ちを受け入れる=行動を許すと思いこんでいるのです。
そこを分けてしまいましょう。
○○はできない。やりたかったね。悔しいね。
行動はできなくても、気持ちは受け入れてもらえる。
気持ちさえ受け入れてもらえば、行動が制限されても、少しだけ心は落ち着きます。
そうすれば、泣き出してどうにもならないことが少なくなると思います。
実際、泣き出しす前に話をして、気持ちを落ち着かせさえすれば、無駄泣きにならないのですが。
もう何年も前ですが、1歳前くらいで何を言ってるかまだわからないお子さんが泣き出して、どうにもならなくなった親御さんが無視して、他の親御さんと話しているので、少しだけあやしたら(5分くらい?)、泣き止んだので親御さんの元に座らせたら、ものすごく驚かれて、「この子泣き出したら、いつも30分くらい何しても泣き止まないんです!」って。
何を泣いているのか、何がしたいのかわからなかったけど、泣いている気持ちを受け止めただけなんですけどね。
泣き止まないから、放っておくってのもひとつだけど、時間がかかるよね。
その間の子どもの気持ちはどうなるのかな?
親が味方であるとわかれば、心が強くなるよね。
気持ちを受け止めることって、簡単なようで、難しいんです。
でも、それができたら親子の信頼関係のパイプが強固なモノになるはずですから、やってみましょうよ。
大丈夫。きっとあなたならできるはず。
(^^)d