ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

年末年始

大掃除も終わり、大晦日、新年を迎える時、子どもとどう過ごしますか?


サンタクロース=プレゼント貰える
と、同じで、新年=お年玉貰えると子どもに認識させてしまうのは、親です。


子どものうちは、大人が可愛がってくれて、何かしら優遇されやすいのですが、親がそこを利用すると、それが当然だと思うのが子どもです。


それが良いことと悪いことの判断ができるのは、それを良いことと悪いことと教えられたり、知らされた経験からです。



ある子どもは、優遇され過ぎていて、親子共々天狗になりすぎていました。
しかし、子どもは成長するものです。
幼児期にとても可愛くてちやほやされても、学童期には可愛いだけではちやほやされなくなるかもしれません。
学童期にも青年期でも「可愛いだけ」でちやほやされてきても、天狗になっていたら、何らかのきっかけで蹴落とされることもあります。


子どもの可愛さで、乗り越えていることだけでは、子どもではなくなったとき、どうすれば良いのかわからなくなります。


子どもは何かを貰える時期ではありません。

貰えるものは「愛情」なのですが、勘違いした親は「物質」を貰えるものと教えてしまいがちです。


ある子どもを見ていたのですが、その親は「今だけだから、たくさんお年玉貰っときなさい(笑)」と言っていて、その子はドンドン意地悪な顔に育っていきました。

その子は、意地悪な人を見て、自分より弱い立場の大人に意地悪な人の真似をしていました。
その大人は、あの人の真似をしているのね~~可愛いわ~。と笑っていました。

誰もそれを止めませんでした。(私には懐かなかったので、何も言えませんでした)


その後を私は見ていません。
どう育ったのでしょうか?





親は子どもに何を伝えていくか。
それを考えながら、新年を迎えてみませんか?