ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

不満を言う? 解決策を考える?

不平不満ばかり言う人っていますよね。

もし、それが両親(夫婦)だったら、それを見ている子どもはどう見ているのでしょう?

いつもはそんなでもなくても、ついつい夫婦喧嘩の延長で子どもにパートナーの愚痴を言ってしまったり?


それ、一番いけないのです。


それは、気のおけない友達や匿名のSNSなどに頼りましょう。


子どもにパートナーの良き所を、伝えましょう。


子育ての最上級は夫婦仲の良さです。

もし、離婚してしまうくらいの仲であっても、愚痴や不平不満、まして悪口などは、おくちチャックです。



子どもは両親から心を受け継いでいます。ですが、子どもが親の言葉で、自分の半分の心を傷つけられるのは、とてもとてもトラウマになるほどです。


実はこれは、子どもの親に限らず、子どもが信頼している人でも言えることです。

おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん……先生や近所の人まで。

さっき子どもの心は、両親でできていると言ったのですが、成長すればするほど、色んな人から少しずつ栄養を貰って膨らんで行くのです。

その人への愚痴・不平不満・悪口などを親から聞くことにより、心をすり減らし、人への不信感を覚えるのです。

そして、それを受け継いで、誰かのせいにして愚痴・不平不満・悪口を言う子どもに育ちます。




では、親はどすすれば良いのでしょう?

それは相手を変えるのではなく、こういう時は自分はこうするという知恵を出すのです。

誰かが何らかで自分が不平不満を持った時、相手のそれを口に出すのではなく、じゃあこう考えてみようなど、相手を変えようとするのではなく、自分の考えの角度をちょっと変えてみるのです。


例えば、誰かが、何を言おうと文句しか言ってこないとしたら、頭に来るところだけど、何を言おうと文句しか言わないのなら、文句を言われないように考えての発言をするのではなく、文句を言われようとも自分の思ったことを言えば良いと考えるとか。

もう二度と、話さないと決めてしまうとか。

相手に文句を言わさない所を考えるのではないのです。


不平不満を言うのではなく、解決策(相手を変えるのではない)を考える親を見ていると、子どももそのように育ちます。


子どもは親より柔軟に考えられるようになるので、心がとても健やかに育ちますよ。


まず親が柔軟に考えてみましょう。