ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子育てを人任せにする親

たまにいるのだけど、子どもが自分(親)の言うことを聞かない・自分(親)の思うようにしないからと、なげやりになって、イライラして学校の先生や塾の先生や習い事の先生などに丸投げする親がいるのです。


それらの先生も、親の育て方に問題が……。となり、困り果てる。


やっぱり親なんだなと思う一瞬である。


どんなに素晴らしい出会いで、子どもが立ち直れる場合でも、親が親なのにその出会いをぶち壊したりするのだ。


または、誰にも託さず自分(親)の手元に置いてしまって、誰にも会わさずもしくは会うには親のチェックが必要と、支配する場合もある。



親の全て思い通りに育つなんて、まれなのだけど、ちょっとでも思い通りに育ちそうだと思って支配して、支配できないと投げやりになる。



子どもは親の育てたようにしか育たないのだけど、親は何故か思い通りに育てたがる。

子どもは盆栽じゃないのだけど、そういう親は盆栽の如く、言葉の針金で精神をぐるぐる巻きにして言うことを聞かそうとする。
言葉だけじゃなく、たまに暴力もあるかもしれない。


そんな風に育てられた子どもは、思い通りに育てたとしても、チカラのバランスが崩れた途端、逆転されてしまう。
それは、反抗だけかもしれない。
でも、とてつもない反抗だったら、命の危険を伴うかもしれない。


反抗でなかったとしても、老後の生活に仕返しとして支配されるということにも。


私の周りに子育て世代と、親の介護世代が入り交じってきて、聞こえてきたのは、そんな話し。



やっぱり、子育ては親とその親(祖父母)からの影響があるのだと思う。

それを断ち切るには、まず知ることから。
そして、子どもを思い通りにするのではなく、子どもが育ちたいように育てること。(全てをOKするわけではないですが)



そうでないと、育てにくい子となり、誰かに丸投げしたくなるのだから。


あなたはどう育ち、どう育てていますか?