ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

自分探し

うちの息子の高校では、卒業後の進路が、1大学2専門校3就職4自分探しに旅に出る…でした。


子どもの頃からのタイプ別ではあるのですが……例えば、旅行に行く時を思ってみてください。

最初から目標目的をガッチリ決めて、それを目指して行くのか

目標目的を決めずに、なんとなく行ってその時その時で選択を重ねて行き着いたものが、目標目的のものだとするのか

なんとなく目標目的を決めて、行く先々で取捨選択を繰り返し、目標目的を決め直しながら、最善の目標目的に辿り着くのか

または、目標目的などなくただただ楽しむのみなのか


旅ならやり直しが効きますが、人生では支障が出るかもしれません。


これは何のために勉強するのかの先にあるものですが、何のために生きるのか、何のために仕事をするのか、何をしてお金を得るのかに繋がるのです。


昔は「良い学校に行って良い会社に入れば、人生安泰」と言われていましたが、今の時代そんなことはありません。

何のために産まれて何のために生きるのかなどと、子どもの頃に無邪気に歌っていたのですが、深く考えるのは、いつなのでしょう?



子どもが「何のために勉強するの?」と、疑問に感じた時(感じる前)に、自分のしたいことやりたいことを探せるように導いておくと、高校卒業で自分探しに旅に出ることもなく、すんなり行くかもしれません。


いや別に、高校卒業で自分探しに旅に出ても構わないのですが、親として、かなりの心の準備をしておかないと、勇気がいることですよ。

まぁ旅に出て、自分探しができたら、その1~2年くらい、取り戻すのは簡単にもなるのですが、、、。

自分探しがうまくできなければ、そのまま探し続けて何年もかかるかもしれません。

いわゆるニートで、自宅警備員として、何十年も探し続けるってやつです。


そういうように育てるのも、親なのですので、できれば、幼い頃から自分探しはしておいてもらいたいものです。


小さい頃に「大きくなったら何になりたい?」と聞いたときの、その夢を叶えるためのフォローをどうしていたかで、左右されますね。
なので、自分(親)と子どものタイプ(旅に行くとしたらどう旅を楽しむのか)を鑑みながら、夢に近づくようにしておきましょう。