子どもの意見と親の意見が合わなくて、押し問答になることがあります。
言った言わないの押し問答になることもあります。
そんな時、一旦子どもの意見を受け止めてみましょう。
例えば、
片付けをやる、やらない。
子どもがやりたくないと言い張る時、「そう、あなたは片付けたくないのね」と。
これは、やらなくて良いというわけではありません。
ただ、子どもがやりたくないと言っていると確認するだけです。
ここで、親はなんとかやらせようと必死になるのですが、そうなればなるほど、子どもは意固地になるのです。
なので、一旦やりたくないと確認。そして、相談です。
「お母さんは片付けをしてほしいのだけど、どうすれば良いかな?」と。
子どもがいつも親に強制されていたら、「知らない!」「お母さんがやれば良いじゃん!」と言われてしまうかもしれません。
そうでなければ、なにか提案してくれるかもしれません。
もしかしたら「ご飯の後なら片付けるよ」とか。
親が今、片付けをしてほしくとも、親の願いはひとつしか叶えてもらえないと割りきりましょう。
片付けをするかしないかで、後でなら片付けをするなら、片付けをするわけですよね。
それなら時間は譲歩しましょうよ。
親は欲張りです。
片付けをするかしないかの話なのに、今、するかしないかなのです。
これを永遠と、今片付けをするかしないかで揉めていると、子どもは親と気持ちをわかり合えなくなっていくのです。
親が子どもの気持ちを受け止めなければ、子どもの気持ちは離れて行くだけだということを、親は理解しましょう。