ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもに事実を話す

子どもが危険だからと「危ないから・怪我するから」と禁止する場合があるでしょう。

 

よく聞くのが「それやって怪我したらどうするの?」であるが、子どもにはそういう体験がないので「怪我しなきゃ良いでしょ!」という発想になるのだ。

 

そこで「これをやって怪我したらこうなる」という事実を(親の想像ではない)知っている限りの親の体験から導きだして話すのである。

 

 

私はたまたまいろんな事にアンテナを張っているので、子どもの怪我した場面などを見たり聞いたりすることが多い。

 

電車のドアに、手を引き込まれてしまった子どもを目撃したこともある。

 

その日に息子(年長くらいだったと思う)に、今日見た事として話して「親が危ないからと言っているのに、手を出すとこうなる」として伝えると、「わかった」と素直に聞き入れてくれた。

 

ちょっとしたくらいの怪我で済むなら、禁止をしない私だから、余計に聞き入れてくれたのだと思う。

 

これは、常々事実を包み隠さず伝えているからだと思っている。

いや、隠さなくてはいけないことは「もう少し大人になったら話します」と言ってたかな。

 

例えば小学1年生くらいの時「ママはいくつ?」なんて、他愛もない事だけど「みんなの前で言わない年齢になったらね」と言っていたら、みんなの前で「みんなに、言わないから教えてよぅ~!!」と言うので、「今、みんなの前で聞くことが、教えないって事だけど?」と言うと、泣きそうな顔をしながら我慢していましたね。

 

 

子どもに真摯に向き合うと、子どもも真摯に向き合ってくれると思っています。

 

あなたはどうですか?