子どもに読み聞かせをすることに敏感な親は多いでしょう。
読まなくてはいけないと思う事は、ある意味、害であるのですが、読まなくてはいけない!と囚われるのです。
この読まなくてはいけない!の害は、子どもに聞かせなくてはいけない=子どもが聞かなくてはいけない、とにかく読まなくてはいけない=子どもの状態がどうであってもとにかく読む!
この害がわかりますか?
絵本を楽しく読む事ができてないと言うことが、一番の害です。
それなら読まなくても良いのです。
子どもがページをめくってしまって読めないのなら、字を読むのではなく、そのページの絵を読む(この花綺麗ね・くまさんがいるねなど)とか、どこが子どもの気になるところ(ページ)か観察したり、めくることが楽しいのかとか、物語(ファンタジー)なら聞くのか、図鑑(リアル)を眺めたいのか、自分の気になる事があれば読まれたいのか、我が子の絵本事情を観察しましょう。
親が読みたい本なのか、子どもが読まれたい本なのかで、違いますよね。
楽しく絵本を親が読んでいれば、子どもも絵本…ひいては本が好きになるのです。
絵本だけではなく、全てにおいて、親の好きなものを押し付けることが良くないのである。