ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

夫婦喧嘩

今日、あるお店で買い物を済ませた時に、なにやら不穏な声が聞こえてきた。

男「いいんだな!それでいいのかっ!?」

女「やめてよ!こんなところで!」


そちらを見ると、夫婦と女の子(小学生?2~3年くらい?)。

せっかく3人で買いに来たのに、何かが原因となり、父は威嚇するように娘に問い詰めている感じ。
母は、そんな娘を庇うように買わずに帰ろうとしている。
店を出た時は、キュッと口を結んでいるだけの娘ちゃんだったが、追いかけて来て再び父が「いいんだな?!」と怒鳴ると項垂れてしまった。

母が「やめてよ!もう!」と言い、
父が「お前(母)は良いんだよ!で、お前(娘)はそれでいいんだな?!」と。
娘ちゃんは居たたまれない感じで更に頭を垂れる。


こんな場面を見てしまった。


何がどうしたのかわからないので、口も挟めない私の目の前を、母が娘を促して、去っていった。
父は店に戻ったので、購入したのかもしれないし、キャンセルしたのかもわからない。


この夫婦、親子はいつもこんな感じなのだろうか?
たまたまなのだろうか?

どちらにしても、きっと父の言いたいこと聞きたいことが、妻にも娘にも伝わっていないのでは無いかなと思う。
そして、母の「こんなところでやめて」の真意も、娘ちゃんの黙っている心境も、みんな伝わり切れていないのではないかなと思う。

お父さんは娘ちゃんの為に、買い物をしに来ているのに、何らかがあって娘ちゃんの買って欲しいモノを本当にそれで良いのか?と聞いているだけだけど、言い方が怒鳴っているので、娘ちゃんが怯えて更に本心が言えない(もしくは、父か母に遠慮してるとか、どちらかの強制で本心が言えないとか色々ある)状況。
お母さんは、店の中で怒鳴り始めた夫から逃げたいし、娘を離したい。怒鳴るのをやめて欲しいなど。

娘ちゃんは、本心を言えない、もしくは自分のせいで買い物が出来なくなった、お父さんとお母さんが喧嘩してしまったなど、たくさんの心情があるだろう。

どれにしても、不幸なのは目の前で繰り広げられた喧嘩である。


一番の子育ての秘訣は夫婦が仲が良いことである。

離婚して不幸になる子どももいるが、離婚しないことで不幸になる子どももいる。


究極、子どもと親が笑っていれば、子育てはほぼうまく行くと思った今日の出来事。