ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

親のどこを見て育つ?

「先生の話をよく聞いてね」と初対面のママは子どもに言う。
そして「この子は言うことを全然聞いてくれないんです」とか「私(ママ)の言うことをちゃんと聞くようになるには?」とか、挙げ句の果てに「何度言ったらわかるの!って毎回怒鳴ってしまうんです」など言われる事が多かった。

親と似るか、真逆になるか。
その子がどこを真似るか、その子のタイプがあるけどなぁと私は思ってしまう。

親が人の話を聞けると、すぐさま子どもも聞くことはできる。親が聞く振りが多いと、そのようになると多くの親子を見てきて思う。



親とそっくりか、真逆か、ミックスか

子どもは親をよく見ている。
そして、真似てみる。

それは、親の良いところだけを真似るとは限らない。

真似てみて自分にしっくり来なければ、反対の事をするようになるし、しっくりくるところだけを真似るのであろう。

それは、感覚的にしっくりくるのであって、正誤で判断はしていない。
なので、たまに「いやだぁ~誰に似たの?」となることがある。

自分の気づいていない悪癖までも真似されることがあるってこと。
まさに子は親の鏡であるってやつ。

たまに、誰のことも真似ようとしない子もいるが、ほとんどは親を真似る。
少し大きくなると、親だけではなく、周りの大人を真似し始める。


話を聞く子どもになってほしくば、子どもの話をしっかり聞く。
躾のできている子どもになってほしくば、自分が見本を見せる。


我が子を観察して、おかしいなと思う行動言動があれば、自分を見直してみよう。
そして、それを直してみよう。

子どもが自分の悪癖を真似ているなら、一緒に直そう。

それを直すのが嫌なら、子どもがそれを真似ても許そう。

子どもが自分じゃない誰かの悪癖を真似をしているなら、それを越えるくらいの良いところの見本を見せてみよう。


自分だけじゃ無理な時は、真似してほしい人に会わせよう。

ただ、真似してほしいところじゃないところを真似るのは子どもの選択なので、強制はできないことは理解しておこう。

我が子を親の理想通りに育てることは、無理がある。
でも、そう育てたいのが親のエゴ(?)なら、親がその理想となって子どもの前で過ごそう。


子どもは、本当に親をよく見ているよ。

息子が砂場でお山を作りながらぶつぶつ何かを言っていたので、ソッと聞いてみたら「もったいない、もったいない、もったいない、もったいない」だった。
数日前、お米をザーっとこぼしてしまい、回収している私をいつの間にか見ていたらしいです。
Σ(×_×;) ビックリ アセアセ そこ真似る?


自分を正して見本になるのが、子育てには必要だと思いました。


楽しく子育てしていきましょう。