ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもの話を聞く(聞き切る)

子どもの話を聞いていますか?

幼稚園や小学校に行った子どもに、どうだった?楽しかった?と聞いても、別にやう~んや、忘れたなどの答えで、聞きたいことがまるで聞けないというお母さんの声があります。

まず、子どもの話を聞きたかったら、聞きたいことを聞く前に、子どもの話したいことを聞き切ることから始めてください。

聞き切るとはなんでしょう?
相手の話を遮ったり、奪うことなく、聞くことです。

例えば、
子「あのね、今日、幼稚園でね、○○先生にほめられたんだよ」
親「ほめられたんだ!何をしてたの?」
子「あのね、○○クンを叩いたけど、ちゃんと謝ったから!」
親「えっ?叩いたの?何で?何してて?!」
子「えっ?」

この場合、子どもはほめられたことを話したいのですが、親は叩いたなんて聞いてしまったら、何故叩いたか気になってしまいます。

ですが、子どもは叩いたことはおまけ程度で、先生にほめられた事がメインなのです。


叩いたことを聞きたくば、まず、ほめられたことを話したいように話してもらうのです。

相槌は、ウンウンそれで?などですかね。

ほめられたことを話し終わったら(聞き切ったら)、もしかすると話してくれるかもしれません。


上記のように、途中で聞こうとすると、もしかすると以後何も話してくれなくなる可能性が出てきます。

まず、話したそうなことを心ゆくまで話してもらい、聞き切ることです。

そうして、聞き切っているとだんだん話してくれるかもしれません。


まず、聞き切ってみましょう。