30年、毎年たくさんの親子と共に時間を過ごして来て、思ったことがある。
屈託のない子どもの笑顔は、必ず親への信頼感から育っているということ。
子どもは産まれてきて、必ず親を信頼して育つ。
酷い話だが、虐待されている子どもはされ続ければ続くほど、親は自分のためにやっている、自分が悪いからこうなっていると思い込む。
未就学児なら、外の世界を知らないので、そう思い込むことで生きる道を望むのだが、外の世界にふれられる園や学校に行き始めて、もしかするとうちの親はおかしいのかも?と
思える出会いがあれば、変えられる。
うちの家庭はそんなことにはなっていないと思うなら、近所の子どもに思いを、園や学校に行っているなら、同級生や、上級生下級生、我が子を取り巻く子どもたちに思いを馳せよう。
親が我が子だけを見守るのではなく、我が子を取り巻く子どもたちをも見守られれば、巡りめぐって我が子をも救える。
子どもは親を信頼している。
親は、信頼される。
それに答えるのは、あなたです。