ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

原因を探る?

例えば兄弟喧嘩をした時に、何でこんなことになったの?と聞いても、だってだって!お兄ちゃんが~!弟が~!ってなって、聞けば聞くほど、更に喧嘩が勃発してしまう。

親がいない時に、さわってはいけないものをさわって壊していて、なんで?と聞くと、さわっていない!私は知らない!やってない!など、嘘を言うようになったり。



これは、原因を突き止めようとすることで起きるのだそうです。

何故なら、人間誰しも自分を、正しい·可愛い·大事にしたい·怒られたくない·立場を悪くしたくない····など、悪いことの原因になりたくないからです。


でも、それでは何の解決になりません。

なので、原因より目的を聞くことを推奨します。


兄弟喧嘩の原因ではなく、お兄ちゃんは何がしたかったの?弟君は何がしたかったの?と聞くと、相手の気持ちを聞くことにより、じゃあこうすれば良いのか、こうしたい時はどうしたら良いの?など、スムーズに会話ができるように練習もできます。


何か壊してしまった時も、何がしたかったのかを問うと、さわってみたかったと素直に言ってくれれば、親がいる時ならさわれるよと、会話の練習ができます。


こうして会話の練習をしていると、無駄な喧嘩よりも、目的のためにどうしたら良いのかを考えるちからもついていきます。


親もこの会話の練習をしていると、反抗期ではなく思春期の子どもと上手く会話のできるようになります。この会話の練習をしていないと無駄な喧嘩勃発し、反抗期の子どもと会話の代わりに毎日喧嘩かもしれません。


まずは親から目的のビジョンを明確にしながら、話す練習をしておきましょう。