ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

親離れ 子離れ 離れられないのはどっち?

子どもが親の後ろでギュ~っと親の裾を持ったまま、なかなか離れなかったり、みんなが遊んでいるのに、親に抱っこで離れなかったり…

親はもっと子どもだけで遊んでよと思いながら、心の奥底に自分を頼りにしてくる子どもが愛おしく可愛いと刻んでいく。


いつしか子どもが親離れをする頃に、親が子離れできなくなっているのは、親が子どもに依存しているから。


子どもは産まれてからしばらく、親に依存しなくては生きていけません。
そこに、親が喜びを感じて、それに依存してしまうと一時期、共依存状態になります。

しかし、子どもは成長し、その共依存から楽々脱してしまいます。
それを親が [捨てられる] と勘違いしてしまうと、束縛してしまいます。
すると、泥沼のような親子関係になってしまいます。


親が自立しているなら、子どもの成長と共にお互い自立していけるのです。

いつまでも、子どもの世話をしなくてはいけないと思い込んでいる親は、子どもに自分自身の世話をみてもらいましょう。


親は、パートナーがいるなら、子どもが巣立った後、子どもの事より、パートナーとの関係が今より良くなる事を考えなくてはいけないのです。

パートナーがいないなら、自分自身の人生を謳歌できるように考えなくてはいけないのです。


子どもを育てながら、そのずっとずっと先にある自分の人生の目標を持ちましょう。

その時、親離れした子どもと、子離れした自分(とパートナー)が、対等に笑いあっていることが理想です。

さぁ、その時をイメージしながら、子育てをしていきましょう。

けっこうすぐに未来はやってきますよ。