ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもと遊ぶ

子どもとどう遊べば良いかわからないと、相談されたことがあります。

まだキャッチボールやサッカーができないのはわかるのですが、いつからできるようになるのか…と。

クッキーやケーキを一緒に作りたいけど、いつからできるのか…と。



何歳になったらできるわけではないのですが…。


ボール遊びをするために、キャッチすることから始める。
柔らかいもの(ハンカチやタオル)を上から落としてキャッチするとか、目と手の連動を使う練習を遊びとして、何歳になったらではなく、何回もやればできるのです。

クッキーやケーキも、子どもができることをやらせて、できることを増やせば、何歳になったらではなくできるのです。


そして、まずは、子どもがやりたいと思っているのかが大事です。


本を読むのが好きな子に、無理やりスポーツさせて楽しいでしょうか?

甘いものが好きではない子に、スイーツを作らせて楽しめるでしょうか?(作る過程が好きな子は食べずに作りますが)

身体を動かすのが好きな子に、お絵かきは?

お絵かき好きな子に、楽器は?


などなど、子どもに合わせた遊びをするのが一番良いのですが、親の好きな遊びをさせたがるのは、子どもが喜んでいるのか観察してくださいね。



ある家族で、パパが自分の趣味趣向に家族を同行させて、自分だけが楽しむという旅行をしていて、家族は末の子が高校卒業までそれに付き合い、その後はバラバラになったそうです。
パパは学費を出しているのは俺だ!という主義だったので、それ以降は、奨学金だから付き合う義務はない!と子どもに言われたそうです。
ママだけは、そういう人だからと付き合っているそうです。

子どもに聞いたら「ちっとも楽しくない!なのに他人の子育てに口出すから、ホントに面倒くさい人だと思う!」と。

子どもにそんな風に思われる親って悲しいなと思ったのですが、そのパパはそんなことは気にしていないようで、「俺はこういう子育てをしてきたから、ちゃんと育っているだろう!」と主張していらっしゃいました。
ママに聞いたら苦笑いしてました。
ママが大切に育てたのだろうなと思いました。


親のどちらかが負担なくできるならば、良いのかなとも思います。



子どもと遊ぶことを、どう考えるかですが、子どものことを考えているか、自分のことしか考えていないか、バランスをとるのかは、それぞれの家庭の主義主張です。


でも、子どもの反応はみてほしいと思う私です。