ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

無理に仲良くしなくとも

もし、子どもが誰かと喧嘩したり、意見の食い違いがあったり、思い通りにいかないと騒いだりしたとき、どうしますか?


親として、仲良くしてほしいと願うかもしれません。


しかし、大人でも意見の合わない時に、どうにもできない人がたくさんいます。


親も意見の食い違いの時に、相手をねじ伏せようとする場合は、これを読んで、少し考えていただけたら幸いです。


さて、それは、「あなたの意見は○○で、私の意見は△△なのね」と、どちらを優先したり否定するのではなく、一致させるわけでもなく、ただ並べるだけです。

そうするだけで、一旦落ち着いて、相手を認めることができます。

認めるだけで、一致させるわけでもなく屈するわけでもありません。


赤い服を着ている横で、青い服を着ているだけです。
どちらかを赤くしたり青くするわけでなく、紫にするわけでもなく、あなたは赤い服を着ている、私は青い服を着ていると、事実を知るだけです。


無理に仲良くしなくとも良いのです。

互いに、違うと認識するだけです。


ただ、赤い色を見ると胸がドキドキしてしまうので、上に赤以外のものを羽織ってもらえませんか?とお願いはできます。
また、青を見ると気分が落ち込むので、上に青以外のものを羽織ってもらえませんか?ともお願いできます。


赤い服・青い服が好きなのに、それ以外のものを~といきなり言われたら、なんでよ!と思うのですが、あなたはその色が好きなのねと言われてから、それが私には不都合なんだけど、配慮してもらえないかしら?と相談されるなら、心に余裕ができるのではないでしょうか?



まずは親がそのように余裕を持って接してみませんか。