ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

リアルとバーチャル

子どもの親が、スマホタブレットを与えて遊ばせていることが多くなっています。

それが何歳であっても、スマホタブレットを使えるようになるそうです。
ただし、それが有料サイトや悪質サイトであっても、ドンドン利用してしまうということで、良い使い方ができるわけではありません。


そしてそれが何歳であっても、使い始めたら、止め時を決められなくなる恐れは誰にでもあります。(大人でもです)



ある2歳くらいの子どもがタブレットで、遊んでいましたが、リアルの積み木ができませんでした。(指1本でさわるからです)

1歳くらいの子は、タブレットなどではなくリアルのものでたくさん遊んでいたので、すぐに積み木を遊び始めました。


この違いがわかりますか?


大人は画面で見てもリアルを知っているので、楽しく遊べると思うのですが、実は、リアルを知らないと単に画面で遊んでいるだけなのです。


例えば

行ったことのない土地の映像・写真・マップを見ているからと、そこに本当に行ったら、すぐに住み慣れた町のように歩けるかと言ったらどうでしょう?

使ったことのない器具を、いつも映像で見ていたら、はじめから完璧に使いこなせるでしょうか?



今は、絵本も映像で有るし、読み聞かせまでもしてくれる映像があります。


さて、そればかりを利用している子どもと、ときどき利用する子どもと、まったく利用しない子どもとでは、どう変わるでしょうか?


ページをめくることはできるでしょうか?
大きさの違いがわかる?
重さの違いがわかる?

仕掛け絵本を楽しめる?



そういうことです。



木登りの映像を見ていて、公園に行って、突然登り始めたら?


やはり、いくつであっても、リアルを体験できる時に体験しておくにかぎります。


危ないからと避けていても、結局は体験するなら、早くに体験すれば体重が軽い方が怪我が少ないし、親が助けやすいですよ。



今できる体験を、タブレットなどでバーチャル体験するより先にリアルで1度でも体験することをおすすめします。