日本では、「人に迷惑をかけないようにしなさい」と言われる事がよくあります。
インドでは「人に迷惑をかけないようにして生きるのは難しい。だから、人から迷惑をかけられたらお互い様と思いましょう」なのですって。
でも、迷惑ってどの程度でしょう?
迷惑かけるかもと、びくつくことなく、頼ってみて断られたら、次の人を探しましょう。
そして、頼られたら、もちろん断ってもいいけど、できることなら引き受けましょう。できないことはきっぱりお断りですよ。
例え子どものお願い、パートナーの頼みでも、できないことはお断りして良いのです。
自分の願いや頼みを断られる事もあります。
だからと言って、頼むのをやめるわけでもなく、断るのをやめるのでもなく、できることは引き受け、できないことはお断り。
これを間違えてはいけないのです。
人に頼まず、引き受けてばかりは、パンクします。
そしてそんな親を見ている子どもも同じことをして、パンクしてしまうのです。
引き受けるなら気持ちよく、お断りする時も気持ちよく。
そんなふうにしていると、未来は明るくなります。
もし、お断りすることを責められたら、ニッコリ笑って気持ちよく、無理ですと言い切りましょう。
もし、お断りされたときは、キッパリ諦めましょう。
もしもそれで、嫌われたとしても、そんなあなたを好いてくれる人といれば良いのです。
そう子どもに教えましょう。
何でもイエスマンにならないように。
そして、誰かに頼ることができるように。
きっと誰かいるはずです。