言い方で印象って変わります。
子どもが小さければ小さいほど、否定文は、耳に入らないのだそうです。
机に登らないで!
そこは曲がっちゃダメ!
さわらないの!
これ、否定文が耳に入らないと、
机に登れ!
そこは曲がれ!
さわれ!
としか、聞こえないみたいです。
これを肯定文にしてみましょう。
降りて
まっすぐ行って
見るだけね
何てスッキリ聞こえる文でしょうか
机などに登るのは、いけないと教えたいのですが、これは、子どもの身体能力を伸ばす機会なので、最初から登らせないのではなく、降りてと言い続ければ、その上で遊ぶことなく降ります。
ジャングルジムなど登って良いものが有るなら、登るのはジャングルジムだけねなど、良いものを、教えましょう。
たまにいるのですが、すぐ脱いじゃう裸族のような子や、性器が気になって触ってしまう子、親が外でやられると嫌だと思う癖などは、やめさせるなら、「家でならいいよ」と言い続ければ、外ではやらなくなります。
家で充分にできて飽きたらやらなくなるかもしれないので、無理にやめさせることは逆効果かもしれません。
手を使う癖なら(鼻の穴に指を突っ込むなど)両手を使う遊びをたくさんさせましょう。
指または手が暇だからやるのです。
否定するより肯定文で言う癖を親が持っていたら、子どもはものすごく伸びていきます。
更に、子どもの癖を肯定できるようにするとか、代替えの癖に移行させられたら、更に更に伸びます。
子どもがクニャクニャ動くのが気になるなら、ダンス(今時ならブレイクダンスも有りますよね)を習わすとか
その辺をバンバン叩くのが気になるなら、ピアノやドラムやパーカッションを習わすとか
なんでもかんでも破ってしまうなら、牛乳パックで葉書を作ってみるとか
多分、どんなことでも肯定文にできます。
もしできなければ、近い何かで代替え案を出せば、少しずつ移行できるはずです。
真っ向から否定せず、肯定して伸ばしましょう。
ただし、危険なこと・法的にアウトなことなどだけは、アレコレ言わず「ダメ!」と言いましょう。
ダメが少ないと、効き目は抜群です。
あれもこれもダメダメ言われている子は、平気でダメなことして危険です。
そして、やっちゃいけないと思うことを、許すのではありません。
やらない方向に向くようにするのです。
そこを間違うと、放置していると思われて、通報されます。
子どもも親も健やかに肯定しながら、伸びていきましょう。