ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

怒る親 諭す親

ある2組の親子がいました。

 

1組の親子はとにかく細かいことで、子どもを怒ってばかりです。

 

もう1組の親子は、とにかく子どもにわかるように話していました。

 

先の親子は、多分大きくなった時に困って欲しくないと親が思っているのは想像できます。

 

後の親子は、多分今どうであるか、子どもが良いと思っても一緒にいる親がどうであるかを説明しているようです。

 

 

どちらの子どもも、ちょっと暴れん坊の落ち着きのない子どもではあるので、親としたら心配ではあると、観ていてわかるのではあるけれど………。

 

 

先の親子は、いわゆる心配するがゆえに、子どもからしたらネチネチと言われているので、途中から何も聞いてない感じです。

そして、同じことをして怒られています。

 

後の親子は、短めに注意をしています。同じことをしても、わかりやすい言葉で、それさっきと同じだよ!と気づかせるように。

子どもが何回目かで「アッ!」って気づいたらやめていました。

 

 

 

 

暴れん坊の時は、細かいことで注意をされ過ぎると、すべてを拒否してしまうようです。

暴れん坊でも、自分で気づくことができたら大まかなことからやめていくようです。

 

 

手を焼きすぎる時は、もう一旦それをやったら命に関わるかで、注意するかしないかを決めてみましょう。

 

例えば、

車道に飛び出しそうになったら、命に関わるのでおもいっきり怒鳴っても止めるでしょう。

 

おもちゃをすべて出して部屋がぐちゃぐちゃにして、遊んでいたら、親としたら片付けて欲しいけど、今は命に関わらないので、最終的に片付ける時間まで放置です。(片付ける時に、競争するように、親がガンガン片付けて、最後のいくつかを本人に片付けてもらうのは親の知恵です)

 

 

子どもの能力は、年相応ではないときがあります。

子どもを年齢でみるのではなく、子どもを観てその時その時に子どもが理解できているかを鑑みて、話を進める方が子どもは受け入れていきやすいです。

 

 

子どもをよく観察することがオススメです。