ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

先生と呼ばれる人の悪い癖

うちの息子が通っていた公立小学校の5年6年の2年間担任だった先生の話。

 

うちの子の単純な疑問が担任の機嫌を損ねたらしく、目をつけられました。

事ある毎に、息子をやり玉にあげ、それを見せてクラスを引き締める手法を多用しているようでした。

 

これは、昔々の教師にありがちな悪い手法です。

 

 

今思い出すと、その先生は、昨日書いた[ 集団 ]を見て[ 生徒 ]を見るのを放棄しがちだったのです。

 

そして、その先生は自分の考える[ イイコ ]の範囲があり、それを越えてしまうと、うちの息子のような対応をして、自分の考える[ イイコ ]の範囲に入れるのです。

 

先生の思惑に気付く子どもは、範囲の中に入っておとなしくすれば、うちの息子のようにされないと行動します。

 

うちの息子は、息子のプライド(?)や、息子自身の考え・思惑があり、反抗してしまうので更に先生を刺激してしまいました。

 

息子は息子で考えて、私は私で考えながら、行動していたのですが、ある日息子が「お母さんが先生と話すと、次の日更に酷くなる」と聞いて、すぐさま私は何も言わないことにしました。

 

このように、目の前の生徒(子ども)を見ずに、自分(先生)の理想に生徒を当てはめようとする先生がいるのです。

 

もちろん、親にもいます。

 

 

自分の理想に合うように、子どもを並べるのではなく、子どもの並びたいように並ばせて、それを生かすように調整できるのが、とても良い先生であり親なのです。

 

 

今流行りの寄せ植えは、たくさんの種類の花をうまくそれぞれ生かして植えますよね。

 

子ども達もそれぞれを生かせると良いのですけどね。

 

 

目の前の子どもを生かしていきましょう。