親は大人だから、子どもの考えが稚拙に思えてしまうことがあります。
例えば昨日書いた「毎日良い事ありますように」的な言葉を、言われたとき、全部を聞かないとわかりません。
「えっと…毎日…んと…毎日が…えっ~と…良い事が……あれ?」なんて言われてたら、「何?何が言いたいの?早く言って?」なんて急かしてしまう親もいます。
子どもの稚拙な考えであっても、その子の考えが稚拙なのではなく、根底にあるものは、とても大切な考えかもしれません。
ある子ども(3歳)が、パパと近くのスーパーに買い物に行った時に、パパとはぐれてしまい、1人でおうちに帰ってしまい「ママに会いたくなった」と言ったら、どうします?
それが「パパがいなくなったから帰った」だったら?
「誰も知らない人ばかりで怖くなった」だったら?
どの言葉であっても、この場合子どもの考えは「おうちに帰る」です。
まずはおうちに帰ってこれて偉かった!!です。
どんな言葉であっても、どんな稚拙な考えであっても、おうちに帰るという考えはあっています。
このように、子どもの考えの源を、最後まで聴いて大人として考えてみましょうよ。