あるお母さんから、夕方になると色々やらないといけないのに、疲れていて…、そこを一踏ん張りしようと頑張るのだけど、リビングで宿題やってる小学生の子どもが、何故か口笛をピーピーピーピーしていて、うるさいからやめてと言ってもやめてくれなくてイライラして、無駄に怒ってしまうと相談を受けました。
色々話しを聞いていて、その子はきっと悪気はないと感じたので、あることを言ってみるのはどうだろうと提案してみました。
それは、まず、口笛が上手いと認めて、それから小さい音で吹ける?と聞いてみて、できたら「それ!すごい!」とか言ってから、「その音量で吹いてくれたら助かる~!」と、やめるのではなく、小さくしてもらうのはどうでしょう?との提案です。
そのお母さんからの報告で、夕方の口笛が始まったら「上手いよね~」とまず、褒めて「口笛って小さく吹くことできるの?」と聞いたところ「もちろん!」と。
小さく吹き始めたので「それ!良い!」と言ったらにっこりして宿題をやったそうです。
そしていつの間にか、口笛を吹くのも忘れたのか、静かに宿題を終えたそうです。
止めて!だと反発するけど、まず、上手いと認めて、小さくすることができたら更にすごい!と認めるのです。
たまたまかもしれませんが、試してみるのも良いのではないでしょうか?