ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

親の型に嵌める子育て

あるママと子育ての話をしていた時に、そのママの育ちが気になって聞いてみた。

 

そのママは子育てに厳しく、ママの考えをゴリゴリ押し通す感じで、子どもの意思などお構いなしなのです。

 

私がそのママの子どもの意思は?と聞いても、自分(ママ)の考えの方が正しいと、押し通すのです。

 

それで、ママの育ちが気になったのです。

 

 

案の定、同じように育てられていました。

いえ、それ以上にガチガチに親の型に嵌められて、その呪縛から脱することができずに、苦しみの中にいたのです。

 

 

まず、そこから救い出さなければ、子どもはまた型に嵌められてしまうのです。

 

何故なら、型に嵌められた自分の育ちを認めなければ、アイデンティティーが崩れると思い込んでいるからです。

 

それはアイデンティティーではないのです。

 

その型をかなぐり捨てて、中身そのものが自分であり、素晴らしいのです。

堅苦しい型なんかに、すがり付かなくても、良いのです。

 

今まで型に嵌められていたので、それを脱ぎ捨てるには不安なのですが、脱ぎ捨てた後に伸びをしてみましょう。

 

実は、何にも変わらないのです。

 

型に嵌められていると思い込んで、ガチガチになっているだけなのです。

 

これ、反抗期に反抗させてくれなかった親に育てられた子に多い育ち方なのです。

 

 

たまに、反抗期に反抗させてもらえなくても、抜け道作ってすり抜けて自立してしまう子もいますが、親にガチガチに反抗をさせてもらえず、いわゆる洗脳のように育てられると、自分で自分の子を同じようにしないとアイデンティティーが崩れそうで怖いのです。

 

 

 

でも、本当は、そんなこと無いんですけどね。

 

 

もしあなたが、そんな育ちで、同じように育てていたら、親と同じになりたいのか考えてみてください。

 

どう育てていいかわからなかったら、育てて欲しかったように育てれば良いのです。

 

あなたの子どもはそのままで良いのです。

 

あなたはあなたのままで良いのです。

 

あなたが笑顔でいられれば、あなたの子どもも笑顔でいられます。

 

あなたが笑顔でいるには、あなたの心が伸びをできる状態であれば良いのです。

 

あなたはあなたのままで素晴らしいのです。