現代は栽培方法や飼育方法などが発達して、一年中食べられるようになっていますが、旬のものを味わうことを大切にすることは、その季節または次の季節の体調に関わるそうです。
例えば、夏にトマトやきゅうりやスイカを食べるのは、身体の熱を取ると、言われています。
季節ごとにその旬の苦いものを食べるのは、デトックスになるそうです。
春には菜の花・ふきのとう
夏には苦瓜(ゴーヤ)
秋には秋刀魚
冬にはゴボウ
子どもは、デトックスを必要としないので、「苦ぁい!」と食べないかもしれないですが、そこで食べないからと味わわさなくて良いと、するかしないかで、その後の味覚の発達に違いが出ます。
アレルギーの有無にも関係しますが、無ければなんでもヒトクチまたはヒトナメするくらいで良いので「味見」を子どもにオススメしてみましょう。
「苦ぁい!」と言えば「まだ早かったね」と親が食べてしまえば、興味を示します。
できれば、特別美味しそうに食べるのです。
無理に食べさせなくて良いのです。
食べず嫌いではなく、味見をしてから食べない方が、興味は続きます。
味見を無理にさせるとか、味見以上に食べさせる事は、その後の食べず嫌いに拍車がかかりますので、ご注意を。
大人も旬のものを味わって、健康を保ちましょう。